すめら御國を 永久に守らむ
  • 海軍一等飛行兵曹 辻 始 命 
    昭和十八年七月二十四日
    本州東方海面にて戦死
    徳島県那賀郡富岡町出身 
    二十一歳

生者必滅(しょうじゃひつめつ)会者定離(えしゃじょうり)の譬(たとえ)は、常に胸中に在り。
日出る皇國に大和男子として生をうけ
聖恩に報い奉り祖國を永遠に護らむと
海軍航空兵として軍籍に身を投ぜり。
幼十歳にして荒鷲を望みし身とて、
殉職はもとより期せし処。
されど我が本懐は、太平洋上紺碧の空に聖寿の万歳を寿ぎつつ散華するにあり。
我が日頃神仏に祈りし処は
「皇國日本の為尽し得る立派な人間とならさせ給へ」とのみ申せしにあり。

(中略)

散りてのち なほ白雲と とどまりて
         すめら御國を 永久に守らむ


昭和十七年 元旦記之
                              始

(原文のまま)

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