海防艦は船団護衛と沿岸警備を主任務とする排水量約800トンの小艦(しょうかん)です。 優秀な対潜対空兵器を装備し、北は千島から南はシンガポールに至る海域で任務を遂行しました。しかし建造数189隻の内85隻が海没し、1万余の尊い命が捧げられました。 その奉慰顕彰のため、この碑が昭和55年海防艦顕彰会によって奉納されました。