御創立150年記念事業の一つとして進めて来た外苑整備工事が終了し、6月10日午前10時より外苑整備工事竣工祭が執り行われました。祭典には山口宮司以下関係職員並びに設計担当の株式会社シグ、施工担当の箱根植木株式会社等工事関係者が参列、外苑参道北側「慰霊の庭」に新設された「さくら陶板」と、石畳の敷設がなされた第一鳥居下参道が神職によりそれぞれ祓い清められました。
工事中は参道が狭くなるなど、皆様に不便をお掛けしましたが、ご参拝の折には装い新たにした外苑へも、足をお運びいただきたいと存じます。
(企画課)
去る6月30日、「外苑整備計画」の一環である中央広場造成工事が竣工を迎えました。
この度の工事では、大村益次郎銅像周辺北側部分に直径約70メートルの半円形広場を造成して、これまでの参道を拡張しました。これにより、一部の行事で通行に支障が出ていた問題が解消され、各種行事を催しやすい空間となりました。また参道北側の樹木帯は、長年の踏圧などにより樹勢の衰退が見られていたため、樹木を植栽するとともに、土壌改良を行いました。
敷石は参道と同じ白稲田石(しろいなだいし)を用い、一体感を持たせました。また、境内と接する北側公道と参道には高低差があるため、北側出口部分に向い緩やかな勾配をつけ、段差を解消しました。
この他、電線などは地中に埋設し、給水栓・排水溝・集水桝など各種インフラ再整備も併せて実施しました。
今後は参道北側の外苑休憩所より東側部分の造成工事を予定しており来年の竣工を目指します。
何かとご参拝の皆様にはご不便をお掛けしますが何卒ご理解を賜りたいと存じます。
(企画課)