本年、我が国は大東亜戦争終戦80年を迎えます。
戦後生まれの人口が9割を占めると言われる今日、御祭神を直接ご存じの同世代の方々が極めて少数となる終戦80年という年は、御参拝の属性が変性していく節目として特別な意味をもつ年だと思っております。これまで神社をお支え下さった戦友と御遺族方は、特定の御祭神への「思慕」に基づき御参拝されていたものと拝察します。他方で、戦後世代による御参拝は、国の為に尊い命を捧げた英霊に感謝し尊崇の念を持つという「理念」に基づくものとなりましょう。
このような変化を踏まえ、神社には、特に若い世代や海外からの御参拝の方々に対し、靖國神社の由緒を正しく伝え、神社への理解を深める不断の努力が求められていると強く感じております。
靖國神社は、その名のとおり、「国を靖んずる」、すなわち、国に平和をもたらすことを祈る「平和の社」です。我が国は戦後80年間にわたり平和を享受できたことに加え、歴史上も江戸時代や平安時代を含め長きにわたり平和を保った、世界に誇れる「比類なき平和国家」です。靖國神社に祀られる御祭神は、それぞれの時代の平和のため、そして、未来の世代がより平和に暮らせるよう願いつつ、祖国に一身を捧げられた英霊です。世界が混乱の度を深める中で、平和に過ごせることの有り難さを噛み締めつつ、英霊に対する奉慰顕彰の念を新たに、「終戦80年」を過ごしたく存じます。
3月〜10月
受付時間
午前8時30分〜午後4時30分
11月〜2月
受付時間
午前8時30分〜午後4時
春・秋の例大祭、正⽉、みたままつりの期間中などは受付時間が異なります。
内苑開門時刻
通年:午前6時
内苑閉門時刻
参拝受付の手順
:参集殿正面玄関よりお入りください。
:参拝申込用紙に必要事項をご記入の上、玉串料をお納めください。
:神職が本殿までご案内いたします。
:参拝後、御供物をお受け取りください。
終戦⼋⼗年にあたり、季節にあわせた切り紙⽤紙の記念朱印を頒布いたします。ご参拝の際に朱印所にてお受けください。
※頒布⽇など詳しくは靖國神社公式ホームページにて随時お知らせを予定しています。
期 間
令和7年
1月1日(水)~11月30日(日)予定
※春・夏・秋・冬の季節にあわせた意匠にて頒布予定です。
初穂料
1,000円
遊就館は、靖國神社に鎮まります英霊の御遺書や御遺品をはじめ、その「みこころ」や「ご事蹟」を今に伝える貴重な史資料を展示しています。当館の歴史は、掲額及び武器陳列所として開館した明治15年にまで遡り、10万点に及ぶ収蔵品の中には、絵画や美術品、武具甲冑、武器類なども数多く含まれています。
①解説文をわかりやすい表記に修正
②英語翻訳の併記
(従来の歴史解説方針に変更はありません)①利便性を向上させ、
今後もコンテンツの追加
②遺書の朗読や、展示史資料の閲覧などが可能になります(展示品の一部)
ご利用にあたって、通信料をご負担いただくこととなります①御遺書等の史資料保存のため、
複製を制作またはパネル展示への変更
②展示ケース内の展示構成の見直し
展示品が見やすくなるように
展示手法を更新しました
③扉が老朽化した
旧型展示ケースの修理を実施
④展示ケース内の調光・照明を改善
令和7年 遊就館特別展
戦後、各戦地では政府をはじめ、遺族会や戦友会、また民間団体などにより様々な戦歿者慰霊が行われてきました。今回の特別展では、これまで日本人が行なってきた取り組みを振り返りつつ、戦後80年が経過した現在の戦跡の姿を写真でご紹介いたします。
期 間
令和7年
3月1日(土)~12月7日(日)
[休館日]6月24日(火)-26日(木)
特別展拝観料
大人/300円
大学生/200円
高校・中学生/100円
小学生以下および
崇敬奉賛会会員・常設展拝観者は無料
開館時間
午前9時〜午後4時30分 入館は閉館の30分前まで
休館日
年中無休 6月末・12月末に数日間の臨時休館日があります。
常設展拝観料
大人/1,000円
大学生/500円
高校・中学生/300円
小学⽣以下および崇敬奉賛会会員/無料
※20名以上の団体は2割引になります。 ※正式参拝(本殿内での参拝)をされた方は割引券提示により特別割引になります。
※障害者手帳保持者は手帳提⽰により、介護者1名まで拝観無料になります。
※館内専用の車イスのご利用は1階受付でお申し込みください。