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平成30年12月31日

拝観者の声(社報『靖國』平成30年掲載)

遊就館出口に置かれた自由記述ノートには、多くの拝観者から率直なご意見・ご感想が記されています。

ここでは、その一部をご紹介いたします。

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【平成30年1月号掲載】


就職活動のため、東京に山口から来ました。時間があったので靖國神社へ。何とも言えない感情、色々ごちゃごちゃとまざった感情で胸が一杯です。知らなければならないこと、伝えなければならないことが沢山あると、心の底から感じることが出来ました。

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とても貴重な品の数々を拝見させて頂き有難う御座いました。本日念願の初来館は、想像以上に貴重な体験でした。是非、娘たち二人が理解できる年になったら、再訪します。

愛知県 三十六歳 男性

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前回、遊就館に来たのは何時だったでしょうか。今は結婚し、娘も生まれ、親と二世帯での生活となり、当時とは環境もガラッと変わりました。そのせいなのか、今回は遊就館に展示されている、英霊の方々の御家族への手紙を読んで、とても共感する部分がありました。英霊の方々はたしかに日本国の為に自らの命をかけて戦地へ行かれたのですが、その日本国の為というのは民族、天皇、国土、そして一番にはやはり御家族への愛があったのだと感じました。社会環境も変化し、私達、今を生きる人々が自分達だけで生きているという錯覚に陥りやすくなって来ているように感じます。私達は長い日本民族の歴史の中の一部であり、それは私達の子や孫の世代に続いていくという考えができれば自然と考え方や行動も変わってくると思います。また数年後、今度は家族と一緒に来たいと思います。

静岡県 Y

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【5月号掲載】


初めて靖國神社と遊就館に来ました。何度も泣きそうになりながら見て回りました。「戦争はダメ」、と思考停止してしまうのではなく、何故戦ったのか、皆何を願っていたのか、ということを忘れてはいけないと思います。「戦争の愚かさ」と単純に言ってしまう人が多いですが、「愚かさ」という言葉で当時の一生懸命に生きた人々を片づけてほしくありません。まるで私たちのご先祖様が、愚か者であったかのように言い捨てるのはやめてほしい。悲惨な時代があったからこそ、今の日本があるのだと思います。英霊の皆様が守ってくださった日本という国をこれからも守り続けなくてはならないという気持ちを新たにしました。二十九歳 女性

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春の就職前にどうしても来たかった場所です。戦争はあってはなりませんが、その当時に実際戦った人達の想いを知り、後世に残すことは、今日を生きる私たちにとって課せられた使命だと考えています。あの時、様々な場所で、日本の為に、日本の未来の為に、命を捧げた方々に心から感謝をし、自分はこれからの日本の為になにが出来るのか、いま一度考えます。

京都府 二十二歳 大学生

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自分と同世代の人々が、それぞれに覚悟をもって戦われたことを思うと、只、わが身の不徳を恥じる思いがします。自分は、今、戦えと言われて戦えるか。まさに今、死ぬ覚悟を持てるか。それぞれの方がどんな思いだったか、私が完全に理解することは出来ません。ただ事実として、二十そこそこの若者の多くが、戦い、そして亡くなった事に、深く敬意と感謝の念を抱くばかりです。自分も、そういった方々の後を継げる立派な人間にならねば、との決意を新たにしました。

二十二歳 男性

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大学入試を受けるために東京へ来ました。少し時間があったので立ち寄りました。今、医学部を目指していて一浪中ですが、日々の勉強はつらく、もうやめたいと思うこともあります。しかし、そんな弱音を家族に言うと、私の祖父がいつも、「たかだか勉強が苦しいという理由だけで弱音を吐くな」と怒られます(笑)。私の出身県は沖縄県であり、沖縄戦を経験した祖父からは「昔の日本人は、本当に命がけでこの日本を守ったんだ。自分の命を投げ打ってまで戦った兵隊さんに比べれば、今の君の苦労など大した苦労ではない」と言われます。確かにそうだ、と思います。今の私がこうして勉強できているのは七十年前に戦ってくれた方々のおかげです。今日はここ靖國神社に来て、改めてそう感じました。大学に合格したらまたお参りに来ます。日本を守ってくれた兵隊さん、本当にありがとうございました。私も、私なりにがんばります。

沖縄出身の浪人生より

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戦争の事がよく勉強できたと思う。たくさんの人が日本を守ってくれた事を誇りに思う。日本が大好きになった。自分もこれからの日本の為に一生懸命勉強して戦っていきたい。今日、生きていられることに感謝したい。歳月は人を待たず。貢献できる人になる。

千葉県 十五歳

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【6月号掲載】


約二十五年前の数年間、私はすぐ裏にあった九段衆議院宿舎に居りました。多感な娘時代からこの桜の美しさ、悲しさ、誇りを感じ、又、久しい平和に今も感謝いたしております。祖父母、叔父、父、弟と国益を考えるお仕事を拝命し、その志を近く感じ、平和を守ることの難しさと、深い、深いその大切さを教えられ育ってまいりました。今春、中学へと進む娘に、親として伝えるべきを伝える為、二人で関西から参りました。彼女の心に何かを芽生えさせることが出来たなら、その花の小さきものであれ、将来のこの日本に、日本の為に凛として美しく咲き誇る事を祈ります。心からの感謝を捧げます。

無記名

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ここは素晴らしい博物館です。とても感動的で有益でした。歴史書がいつもすべてを語るというわけではないということを思い出させてくれるとても大切なものでした。そして、日本の視点を理解するのにとても役に立ちました。また今日の世界情勢についても考えさせられます。素晴らしい博物館に対し感謝申し上げます。

イギリス 四十一歳 男性

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東京の旅。最終日に噂にきいていた靖國神社に来ることができました。そして他国を通じて自身の歴史を別の角度から見ました。歴史は過去になっていきます。前を向いて中日の友好が続くことを願っています。

中華人民共和国 男性 T

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私は在日韓国人二世です。初めて参拝させていただきましたが、祖先をまつる心に国の差はないと感じました。日本と韓国の恒久の友好と平和を英霊たちと共に実現したいと微力ながら努力しようと思います。ありがとうございました。

無記名

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マレーシアに現在住んでおり、帰国した際に来館しました。東南アジアの独立の礎を作った方々への敬意を胸に今日、またマレーシアに帰ります。日本が永遠に続きますように。

新潟県 T

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サンフランシスコ在住の日本人女性です。休暇で東京に遊びに来て立ち寄らせて頂きました。戦争に関する様々な資料を目にして言葉にはできない深い感情がこみあげて涙ぐんでしまいました。戦争で命を落とされた方達と同様に私もどこにいても日本を愛する心と日本人としての誇りを忘れません。

無記名

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大東亜戦争のすべてが悪い行いだったという教育を、受けてきた私たちに、真実を伝えてくれる施設のひとつがこの遊就館だと思います。自分の子ども達へ戦争の話をすると煙たがられますが、実際に遊就館を見てくれれば、過去を批判するのではなく、未来に向かってどう日本があるべきか考えてくれると思います。連れてくるのも一苦労ですが、次回は子ども達と来たいと思います。

M・K

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【9月号掲載】


今回、初めて靖國神社を参拝しました。その前までは、ぼんやり名前は知っていても、どういう意図で建てられたものかは知りませんでした。今回、遊就館で展示を見させていただき、お話をお聞きして、今の自分があるありがたさと先人たちの意図と覚悟の強さに感銘を受けました。来館できて良かったです。

東京都 二十二歳 女性

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一部報道で遊就館は戦争賛美だという話をしていました。その一方で平和の在り方を考える場という意見も別報道で知りました。百聞は一見にしかず。その想いで今回、来ました。戦争賛美だとはとても思えません。今日、私が生きているのは、戦争で亡くなった方がいるから成り立っている事を再認識させていただきました。

大阪府 六十五歳 男性

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今回の参拝は二度目でしたが、ここに来る度に私たちが思う「当たり前」や今の生活は、先人たちが戦い、もがき苦しみそして散っていった…その結晶なのだろう、と感じます。どれだけ辛く、大変な時代を生き抜いてきたのだろう。日本という国を築き上げてくれてありがとうございます。日本という国に生まれてこられて、本当に良かった。

二十四歳 女性

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最近、本当に若い方をたくさん見かけるようになりました。記述ノートにも、若い方がここで学んでおられることがよく顕れており、頼もしい限りです。若い人が希望を持って、もっと明るく楽しい日本を自分の手で実現したいと思うような社会を目指したいものです。かつて日本を守ってくださった方々に顔を向けられないような人生で終わらせてたまるか。五十一歳のおっさんは、まだまだ頑張ります。来月、またお邪魔できますように。

大阪府 男性

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今年、結婚を予定する私にとって、妻を娶(めと)る事がどれだけ幸せな事か実感しました。花嫁人形を見た時の衝撃は、一生忘れません。涙が溢れて止まりませんでした。英霊の皆様、ありがとうございます。日本人としての誇りを、ずっと持ち続けていきますから。

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大東亜戦争で亡くなった人たちが死してまで守りたかったもの。それは、日本という国であり、日本人だったという事が分かった。戦争で亡くなった人たちのお蔭で今の平和な日本があるのだと思った。それに感謝して日々を生きていきたい。

中学生 男性 K・H

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私は、戦争を身近に感じた事はありませんでした。ただ、テレビやゲームの出来事、ただそれだけ、そう思って日常を過ごしてきました。しかし、父から、祖父から話を聞き、戦地めぐりをして、それで「分かったような」感覚になっていました。この館を訪れて、ようやく、ようやく、戦争について親身になれた。それも私の思い上がりかもしれません。ですが、今から、社会へ出る私達の出来ることは、どんなにつらい事でも前を向いて歩くことなのです。それが、亡くなっていった人たちへの償いであり、はなむけであり、征っていった人たちの生きた証となるのです。日本の為に戦ってくれて、ありがとう。

十四歳 男性

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【11月号掲載】


祖父が赤十字関係で戦地に行ったことがあると聞いています。祖父、父と亡くなり、改めて人の命の尊さを身に染みております。ここに来ましたこと、来られましたこと、感謝しております。

石川県 五十歳 女性

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泣けて、泣けて、七十年後の手紙に。また戦時中、父が整備した「彗星」に会えて泣きました。エンジン整備員でよく「彗星」のことを話していました。何だか亡くなった父に会ったような気がした。中々、「彗星」から離れられなかった。またここに来たい。涙が、止まらなかった。昔の家族の団らんを思い出した。酔えば酔うほど「戦時中」の話をしていた父。それを母が「こんなのに飛行機の整備させたから負けたんや」とからかい、家族で大笑いしたこと。なつかしく感じます。楽しいひと時。もう、私一人になったなあ。

無記名

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戦争で死んだ若者は老いることなく、その若者のためにも、一秒を大切に生きたい。今、飛行機産業にて仕事をしている。零戦を作った敷地にて、戦死した人の想いを汲み、生きるのみ。

静岡県 六十一歳 男性

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この国で生まれ、生活させて頂いている者にとってさほど遠くはない過去に、家族や国の為に尊い命を捧げてきた老若男女の心情に思いを馳せて、この素晴らしい施設を自分の子ども達にもいつか訪れてほしいと思います。

富山県 三十五歳 男性

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小学生の頃、父に連れてきてもらって以来、一人で初めて来ました。日本人の魂を身をもって感じ、涙が止まりませんでした。

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戦争の恐ろしさを身にしみて感じる事が出来ました。今の日本があるのは、戦争で戦っていただいた、私達の先祖がいてこそだと勉強になりました。「ありがとう」これからの日本が平和であることを祈って空から見守っていてください。一日、一日を大切にして、生きていきたいと思います。素敵な体験をありがとうございました。

和歌山県 中学三年 N・E

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遺書もそうですが、日本人として、ことばの使い方、字の丁寧さ、小学校の国語から、やり直す必要があるのではないでしょうか。私より先に、私の子どもがこの靖國に来たことは、親として誇らしく思います。靖國参拝に来るのは、国を守って死んでいった人たちに、感謝をすること。日本人皆、手を合わせてほしいと思います。

福岡県 六十歳 女性

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日本の歴史の真実を最近になって知り、ここ靖國に来たいと、本日やって来られました。戦争に至る経緯、情勢、包囲網と日本人の祖国、家族を思う心と改めて知り、当時の志の高さ、魂の偉大さを感じずにはいられません。先人が残してくれた「今」を、私たちが引き継いでいかなくてはいけないと感じています。世界平和の為に、日本人が何をしたのか、若い人たちに伝えていきます。私ならではの夢あふれる世の中となるよう、行動を起こしていきたいと考えています。本日は色々な想いを読ませていただきありがとうございました。

T・H


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